第9回「女性と医師が語り合う会」開催 

 300名余りの参加者が講演・展示・健康相談・各種測を楽しむ 

平成20年2月17日(日)、大阪産業創造館において第9回「女性と医師が語り合う会」が開催された。9回目となった今回も、300名近く、定員いっぱいの参加者で会場はオープンと同時に埋まった。

 今回は講演は午前中に福田副会長による糖尿病を話題にしたものが一つ、体験試食の時間には展示各社の説明会と山家会長から食事に関する気軽に聞ける話が、そして健康相談や各種測定、展示ブースをめぐる時間を挟んで午後からは恒例となっているパネルディスカッション「市民と医療を考える−こんなことお医者さんに相談していいの?」を行った。講演も分かりやすいと大好評であったが、パネルディスカッションはアンケート用紙を書き込みながらの形式で行われ、90分と長い時間であったが、充実したものとなった。

 健康相談、各種測定には27名の推薦医の先生方がボランティアドクターとして出務してくださったおかげで、昨年までは混雑のため相談を諦めていた人たちが多くいたが、今年は落ち着いた雰囲気で行うことができた。

 しかし、展示ブースの説明を昼食時間に各企業の方々にステージ上でしていただいたため、サンプルを少しでも多く、少しでも早くもらおうと、展示ブースは大混雑となった。企業の方々にとってはうれしい悲鳴であったが、混雑をどう緩和したらよいか、今後に課題を残すものとなった。

 
中尾 治義 先生(堺市)

堺市中区深井東町にて内科、小児科を開業しています。
このたび「第9回、女性と医師が語り合う会」にボランティアドクターとして参加させていただきました。私は、昼休みを利用しての健康相談を担当しました。相談を依頼される方々の真剣な眼差しと、熱心に話を聞かれる態度に感心すると同時に、改めて市民の皆様の健康に対する関心の高さを肌で納得させていただいた次第です。
午前中の福田正博副会長の軽妙でポイントを適格に捕らえた講演に、聴衆も自然と話に引き込まれ、糖尿病に対する理解が深まっていくように思われました。
午後のパネルディスカッションは、TVモニターにて拝見しました。市民の医療に対する日頃の疑問や悩みをきめ細かく取り上げ、説明し理解してもらおうとするパネラーの先生方の努力に頭が下がる思いでした。と同時に当院の患者はどうか・・と、つい比較してしまい、一人苦笑しておりました。というのも、私の診療所は、泉北ニュータウンと中百舌鳥という都会的地域に挟まれた田舎と言ってもよい場所で、地元の方が居住され、泉北高速鉄道が通るまで無医村のような所でした。その関係もあり、病気に対する意識が薄く、民間療法が根強く残っているようで、療養指導もついおざなりになりがちで、モチベーションの低下をきたすことも多々ありました。
そんな中、今回の市民講座で得た経験と大阪府内科医会員としての責任を大きな武器として、明日からの診療に、いざ!出陣!