来賓挨拶

 大阪府医師会 会長 酒井 國男

今期より、地域医療を活発的に、創造的に、戦略的に、そしてユニークな地域医療活動をしていただいている先生方を支援申し上げようと、3000万円という高額な予算を組みました。
 これは、特に生活習慣病をはじめとする住民の疾患に対して、ドクター同士のグループで、または医師たちだけでなく地域の他の団体と共同の形で、患者への生活習慣への介入をも含めた地域医療を推進していただいている先生方を支援していこうというものであります。先日より募集を始めており、すでにいくつかの問い合わせ等が来ている状況です。
 また今期、糖尿病の介入試験のモデル事業を行うこととなり、いくつかの地区から申し込みもありましたが、和泉市を中心として行っていくことにしました。この事業にも、大阪府内科医会の会員の先生方の中でも、この地区におられ、ご参加いただける方がいらっしゃるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
 なぜこのような形で事業を行っていこうとしたかと申しますと、医師ならびに医師会というものに対する不信感が、近年、改善されてきたかというと決してそのようなことはなく、日本の医療は、現実にはどんどん良くなっていっているにも関わらず、私たち医師に対する不信感はますます増えてきています。また平均寿命も延びているにもかかわらず、住民の医療に対する満足度は相変わらず悪い状態です。
 こういったことを改善していくためには、色々と方策はあるでしょうが、政治的に強くなるということよりも、私たち自身が努力して、自らを改革していくことが大切であり、そういった姿勢を府民に常に示していくということが一番大事なことと考えます。
 大阪府内科医会の先生方は、まさにそういった活動を、学術研修も含めて色々と日ごろから行っていただいているわけであり、私はたいへん喜ばしく感じております。
 今後とも、ますますご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げて、ご祝辞に代えさせていただきます。