大阪府内科医会臨時総会が6月12日ホテルヒルトンで開催された。谷野議長により委任状を含めて過半数の出席により会の成立が宣言され、山家会長の挨拶から会は始まった。続いて中尾副会長が大阪府医師会理事としてご挨拶をされた。
 決算総会のため、平成15年度の事業報告、会計報告、監査からの報告が行われ、全員賛成で了承された。
 記念講演会はアナライザーパネルディスカッションという初めての試みが行われ、300席用意された会場は満員となった。

大阪府内科医会臨時総会記念講演会
    アナライザーパネルディスカッション

      心血管疾患の連続性を断つ−標的臓器保護とRA系の関与−

大阪府内科医会臨時総会の記念講演会はモデレーターとして北風政史国立循環器病センター・内科心臓血管部門部長、コメンテーターに第一線で活躍中の若手の5名の先生を揃え、心血管疾患に関するさまざまな方向からの発表、検討がなされた。最初に総合司会の山家健一大阪府内科医会会長から、われわれ医療者を取り巻く風潮がEBM全盛の様相を呈しているが、それが誤った方向に進むと医師の裁量権を剥奪する危険性があるのではないかと感ずることがある、と挨拶があり講演は始まった。今回の講演会は、演者からの一方通行ではなく、初めての試みとしてアナライザーパネルディスカッションという聴衆参加型の形式で行われた。これは参加者の机に回答用のリモコンが配布され、講演者の問いかける質問にこのリモコンで回答すると、その回答は瞬時に集計されスライドで表示されるシステムである。さらにその表示された結果について演者から説明がなされる。このシステムは、ためになる講演の内容が咀嚼、整理されて脳内に記憶されるすばらしいものである。多くの先生方が積極的に参加され、いつも以上に盛り上がった講演会となった。