挨拶

大阪府医師会副会長  難波俊司

 

 4月1日、日本医師会会長選挙が行われ、3月31日まで14年間にわたり大阪府医師会会長としてご活躍なされました植松治雄先生が推挙され、日医会長に就任されました。植松会長は日医の会務の透明性、社会保障の理念、国民皆保険の死守を旗頭にして選挙戦を戦われました。植松会長に付いて、三上理事、松原理事という、まだ若い2人が常任理事として東京に行かれました。
 それに伴う大阪府医師会会長選挙でも、酒井國男会長以下、非常に若い執行部が出来上がりました。そんな中、大阪府内科医会の非常に重要なポジションにおられる中尾正俊副会長を執行部に来ていただき、高齢者医療の方面で大いに活躍をしていただこうと期待しておりますが、同時に内科医会に対して非常に大きなご迷惑をおかけすることに関してお詫びする次第でございます。
 最近、非常に問題になっていることは、一つは医療不信、もう一つは医療過誤です。現実、医療過誤に関しては各新聞紙上、毎日のように何らかの形で掲載されています。マスコミの大きなキャンペーンかもしれませんが、現実、そういうことが起こっているということで、医療不信の大きな根元になっていることは否めないわけです。植松日医会長も、まず、この医療不信をいかにして払拭するか、このことに全力を尽くさないことには、我々は国民からの信頼を得られないと言っておられます。そのために、日本医師会は過去、いろいろな提言を我々にされてきております。一つは、診療情報提供に関する指針、もう一つは医の倫理指針、そしてつい最近、日医雑誌とともに先生方のお手元に届いた医師の職業倫理指針。これらは、いかにして医療不信を払拭するかという日医からの働きかけと考えていただきたいと思います。
 医療不信の払拭のために、我々医師は、それなりの技術、知識を常に持っていなければならないと考えております。そのためにこの内科医会は非常に重要な役目を果たしておられるわけで、ますますのご発展を祈念いたします。